先輩インタビュー

  • 学ぶ場所も時間も自由。余白があるから成長できる

    佐藤 直樹 さん 22歳  

教養学部(社会と産業コース) 在籍

北海道学習センター所属 ※2024年第1学期時点

高校を卒業後、アルバイトをしながら放送大学に通学

 

 

 

Q.放送大学へ入学したきっかけを教えてください。

中学生のときに放送大学のBS放送のことを友人から聞いて
「テレビで放送する大学ってどういうことだろう」と興味が湧いて視聴したのがきっかけです。

 

 

 

 

Q.入学を決めたいきさつを教えてください。

 

通学制大学に落ちて浪人していたのですが、2浪するか、進学を断念するかという岐路で
放送大学が選択肢のひとつに浮上しました。
浪人中もアルバイトをしながら勉強していましたし、
時間を捻出しながら、放送やインターネットで授業を受けることが自分に合っているように感じて入学を決めました。

 

 

 

Q.入学した後、ご自身が変化したことはありますか?

 

時間の管理ができるようになって、周囲から「成長した」って言われました。
また、教養に対する認識が大きく変わりました。
教養とは義務教育のようなみんなが知っているコンテンツではなく、
自分だけが持っている知識のコレクションのように感じています

 

 

 

Q.学習はどのように進めましたか?

 

きちんとした勉強時間を定めずに進めました。
仕事でいろいろな場所に出向くので、その移動時間に勉強をするようにしました。
例えば、電車に乗ったら「降りる時間までに勉強を終わらせるぞ!」という感じで、
卒業までの学習時間をほぼ移動時間だけでまかなっています。

移動がない日は、学習センターを利用しました。
学習センターは仕事の途中で寄れる場所にあるので、お昼の休憩を兼ねて行くこともあります。

学習の場を、移動の電車内や学習センターに決めたのは、あくまでも自宅は休息の場にしておきたかったからです。
そうすることで気持ちのメリハリを保つことができたと思います。

 

 

 

Q.他の学生との交流はありますか?

 

以前、学習センターで同年代くらいの人を集めた交流会を開催してくれて、
そこでLINEグループを作ったことがきっかけで友達ができました。
また、面接授業で同年代の学生に話しかけて仲良くなったこともあります。

遊びに行ったり、本の貸し借りをしたり、勉強の相談をしたり、通学制大学生と同じような友達づきあいです。
ただ、もしかしたら積極性がやや多めに必要かも知れません。

 

 

 

Q.放送大学で学んでよかったと思うことを教えていただけますか。

 

授業で「労働法」を学んでいた時、「この知識は、いつか役立つのだろうか?」などと思っていましたが、
実際にアルバイト先で給料の未払いという問題に直面して「こういう時に役立つのだな」と実感しました。
大学では、本を読むだけでは会得できない知識を得ることができるので、
大学生活で学んだことを駆使して今後の人生をより良くしていきたいと思っています。

 

 

➤➤後輩へメッセージをお願いします。

専門学校でも、大学でも、周囲が通学制を選ぶ中、通信制大学を選ぶのは、とても勇気がいることだと思います。
ですが、自分の時間を完全に自分でコントロールできる通信制大学は、皆が思う以上に「可能性に満ちている」と僕は思います。
例えば、「今日は北海道にいるけど、明日は沖縄県に行ってみようかな」などと旅行をしながら勉強することもできるわけです。
そうした自由な選択肢はいわば「余白」です。

授業の内容だけでなく、時間の使い方も学べる、丁寧に人生と向き合える……そんな「余白」の多い学生生活を楽しんでください。

 

 

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