先輩インタビュー
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- 学びとは自分を知ること。心の赴くままに
菊地 ほのか さん 22歳
- 学びとは自分を知ること。心の赴くままに
教養学部(心理と教育コース) 在籍
北海道学習センター所属 ※2024年第1学期時点
高校を卒業後、アルバイトをしながら放送大学に通学
Q.放送大学へ入学したきっかけを教えてください。
大学で心理学を学びたいと思っていたのですが、体調を崩してしまい全日制の大学に通える状況ではなかったんです。
そこで通信制の大学を探し始めて、心理学を勉強できる放送大学を見つけたという経緯です。
Q.学習はどのように進めていますか?
体調のこともありますから、最初から卒業までに5年を費やすつもりでした。
ですから履修計画も、つらいときは科目数を少なく、がんばれそうな学期には多くの科目をとるなどメリハリをつけてスケジューリングしています。
日々の学習についても、いわゆる“コツコツ型”ではなく、“勉強する日”と“しない日”を明確に分けて集中的に取り組むようなスタイルです。
ほとんどが放送授業ですが、面接授業や学習相談の際は、北海道学習センターを利用しています。
年に1回程度、若年層だけが集まる学生交流会があって、そこで知り合った仲間とは時々連絡し合って、
勉強方法についての相談や試験前の情報交換などをしています。
Q.放送大学で学んで良かったことをおしえてください。
放送大学の通信制のシステムが、私に合っていたようで、大変活用しやすいと思いました。
自分の都合に合うよう単位数を調整できることはもちろんですが、自分の学びたい分野の科目をしっかり勉強できるので、以前から知りたかったことを着々と学べている実感があります。
そもそも心理学を学びたかったのは、「自分の価値観や偏り、周りの人の気持ちがわかるようなヒントを得たい!生きやすい考え方を習得したい!」といった気持ちからでした。
放送大学の科目には、そうした好奇心を満たしてくれるものが多く、学んで良かったなと思うことが多いです。
Q.おすすめの授業はありますか?
私の勉強している心理学分野の科目は、いわゆる“自分探し”をしたい人におすすめです。
私は以前、日々の生活の中で、自分の価値観や固定観念などに囚われすぎて難しい苦しくなることが多々あったのですが、
心理学を学ぶにつれ、自分を客観的に捉えることができるようになりました。
その時々の“腑に落ちる”感覚が楽しくて、どんどん勉強したくなるんですよ。
日々の中に、新たな発見があると、心が豊かになった気がしますね。
Q.今後、放送大学で学ぶ上でご自身が目標としていることはありますか?
まずは、学びを通して、自分を知ることが目標です。
そして、社会に出たとき、困っている人や、つらい人に出会ったら優しく寄り添えるような人間になるための勉強を続けたいです。
心理学だけでなく、経済的な知識や法律的な知識なども含めて、さまざまな分野を学んだ上で、専門的にサポートできる人間になれたらいいな、と思っています。
➤➤後輩へメッセージをお願いします。
興味ある分野は、人それぞれ違うと思います。
ですから、“自分の知りたいこと”や“面白いな”って思える感覚を大事にして、それを勉強の糸口にしてみてください。
まずは調べてみるだけでもいいと思います。
でも、一歩入ってみたら、もしかしたら、まったく違うことに興味が湧いてくるかもしれません。
そうなったら、今度はそのことを勉強してみてください。
そうやって、いつか「これだ!」と思えるものに出会うまで……そんな、自分を探すような感覚で勉強をしてみてもいいんじゃないかな、と私は思っています。
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