卒業に必要な 単位の数は?
卒業までの道のり
卒業に必要な単位数は
一般的な大学と同じ
124単位。
学期ごとに科目数を調整できます。
卒業に必要な「単位」とは?
124単位を揃える
単位とは、英語ではcreditと言い、授業を受けて試験に合格すると得られるものです。科目によって修得できる単位数は異なり、放送大学の場合、放送授業は2単位、面接授業は1単位、オンライン授業は科目により1単位又は2単位です。例えば、ある学期に10単位修得しようと考えた場合、放送授業なら5科目、面接授業なら10科目履修する必要があります。卒業するにはこれを積み重ねて124単位修得する必要があります。放送大学には必修科目はありませんが、卒業に必要な124単位を修得するための要件があります。このページの「卒業要件」で説明します。
卒業までのスケジュールを考える
4年でも10年でも
放送大学では、初めて1年次入学された場合、卒業までに最短4年在籍する必要があります(多くの大学と同じです)。また、最長で10年間在籍できますが、在籍料はかかりません。履修単位数で授業料が決まります。 編入学される方は、編入学した学年による在籍期間が異なります(2年次編入学の方は最短3年、最長8年、3年次編入学の方は最短2年、最長6年)。
【例】
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- A:平均的に履修して4年で卒業
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- B:最初は抑え気味に履修して4年で卒業
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- C:1学期間授業を取らないようにして4年で卒業
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- D:3年次編入学をして2年で卒業
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- E:平均的に履修して10年で卒業
授業料は学期ごとに支払います。
その学期に履修する単位数×6,000円がその学期に
支払う授業料となります。
履修の順序
まずは基盤科目から
科目の履修順序に決まりはありませんが、基本的に基盤科目→導入科目→専門科目→総合科目の順に履修することをおすすめします。また、科目によってはシラバスの【履修上の留意点】に履修の前提となる科目や並行して履修すると良い科目が書かれているのでよく確認してください。
【例】
- 基盤科目
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基盤科目は「放送大学のすべてのコースにおける学習をするために必要となる基礎的な能力あるいはリテラシーを身に付けること」を目標とした科目です。 レポートの書き方を学べる「日本語リテラシー(‘21)」や統計について基礎的な知識を身につける「身近な統計(’18) 」、外国語科目などがあります。なるべく早い段階で履修しましょう。
- 科目の後ろの数字
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放送大学の放送授業・オンライン授業の科目名には最後に2ケタの数字が書かれています。これは、その科目が開講した年度の下2ケタを表しています。放送大学では1つの科目が4~6年放送されます。 開講年度が古い科目は早く閉講することになりますので、履修の順序を考えるときの参考にしてください。
- ナンバリング
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科目には下記の表にある番号が振られています。 履修の際に参考にしてください。
ナンバリング レベル表示 初級
(10)中級
(20)上級
(30)総合科目(400) 410 420 430 専門科目(300) 310 320 330 導入科目(200) 210 220 230 基盤科目(100) 110 120 130
卒業要件
修業年限と単位修得要件
卒業するためには、修業年限以上在籍することに加え、先ほど、説明したように卒業に必要な124単位を修得するための要件があります。 4年間(あるいは卒業まで)の履修計画を立てるうえで考慮してください。
修業年限
入学した学年に応じて最低限在学しなければならない期間があります。
入学区分 | 1年次入学 | 2年次入学 | 3年次入学 |
---|---|---|---|
修業年限 | 4年 | 3年 | 2年 |
(1) 科目区分にかかる要件
基盤科目を14単位、コース科目(導入・専門・総合科目)を76単位修得する必要があります。残りの34単位はどの科目区分から修得されても構いません。また、基盤科目には外国語科目を2単位含む必要があり、コース科目にはご自身が所属するコースの科目を34単位、他コース開設の科目を4単位含む必要があります(残りの38単位は自コースでも他コースでも構いません。
科目区分 | 修得すべき最低単位数 | |||
---|---|---|---|---|
科目区分を 問わない単位数 | ||||
基盤科目 | 14単位 | うち外国語 2単位 | 34単位 | |
コース科目 | 導入科目 | 76単位 |
|
|
専門科目 | ||||
総合科目 | ||||
計 | 124単位 |
(注)卒業研究の単位を修得された場合、コース科目の自コース開設科目として6単位認定されます。
(2) 授業形態にかかる要件
放送授業を94単位、面接授業またはオンライン授業を20単位修得必要があります。残りの10単位についてはどちらの授業形態から修得されても構いません。
授業形態 | 修得すべき最低単位数 | ||
---|---|---|---|
授業形態を 問わない単位数 | |||
放送授業 | 74単位 | 30単位 | |
面接授業 または オンライン授業 | 20単位 | ||
計 | 124単位 |
- (注1)卒業研究の単位を修得された場合、放送授業3単位、面接授業3単位としてそれぞれ認定されます。
- (注2)一部のオンライン授業科目は、授業形態を問わない単位数として認定されます。