卒業した先輩
インタビュー

  • 「第一線の専門家から心理学を学べた」

    石飛 さん 24歳  

2021年3月教養学部(心理と教育コース)卒業
福岡学習センター所属   ※2021 年3月時点
他大学から放送大学へ編入学

 

 

Q.放送大学へ入学するきっかけを教えてください。
他大学在学時に、シラバスに放送大学と単位互換制度があることが載っていたこと。

 


Q.大変だったことはありますか?
大学院の受験勉強やアルバイトとの両立です。

 

 

Q.放送大学で学んでよかったことをおしえてください。
自分で毎日勉強できるという自信がつきました。
もともと放送授業がメインの大学なので、コロナ禍でも授業が受けられてよかったです。

 

 

➤➤後輩へメッセージをお願いします。

私は3年前に、3年次編入で入学しました。
その当時は、いろいろなことを学べることに期待しておりましたが、同時に不安もありました。
「通信制ってちゃんとした授業をしてくれるのだろうか」「卒業研究をしてみたいが、できるのだろうか」という2つの不安です。

 

しかし、いざ学んでみるとどちらの不安も杞憂でした。
放送授業はその分野の第一線で活躍されている専門家の方が行ってくださいました。
私は心理学を中心に講義を選択しましたが、講義で習う心理療法を作られた先生ご本人のお話を聞けたのには驚きました。
通学制大学ではその場にいる先生の講義だけしか聞けませんが、放送大学では日本各地、時には世界の有名な先生のお話が聞けました。
その点は放送大学に入学してよかったと思っています。

卒業研究も、質問紙調査を実施したり、統計ソフトを使っての分析ができました。
指導者の先生も、丁寧に指導をしてくださり、少なくとも私の卒業研究では、通学制の大学に通っていたときと何も変わらずに取り組めました。

 

放送大学に来られる方は、働かれている方やお仕事を引退された方、ご病気や怪我等で通学できない方などさまざまな状況にある方が多いと思います。
中には、学習に関して何かしらの不安や困難さ、葛藤を抱えていらっしゃる方もいます。
それでも大学で学んで卒業する、という道を辿るのはは皆さん一緒です。

 

たった一人で勉強しているわけではなく、みんなと一緒に勉強しているという気持ちをもって学習を楽しんでください。

 

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