卒業した先輩
インタビュー
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- 「学ぶ喜び」は、苦労を上回るものでした。
有村 愛 さん 29歳
- 「学ぶ喜び」は、苦労を上回るものでした。
2022年9月教養学部(心理と教育コース)卒業
鹿児島学習センター所属 ※2022年9月時点
専門学校卒業後、消防吏員として就職し、働きながら放送大学へ編入学
Q.入学理由を教えてください。
私はいま病院内で院内救命士として働いています。
入学当初の職場は消防の現場でしたので、少しでも相手に寄り添った現場活動を目標としていました。
また、自分自身のメンタルを維持することにも役立つだろうと考え心理と教育コースへの入学を決めました。
Q.放送大学へ入学するきっかけを教えてください。
職場で回覧されたリーフレットがきっかけです。
心理のコースもあると知り、いっそう興味が湧きましたね。
かつて、救急救命士の専門学校時代の先生からも大学進学を勧められましたが、仕事をしながらでは難しいとなかば諦めていたところでした。
しかし、調べてみると学習センターは車で20分程のところにあり、これなら自分のペースで勉強できると思い入学を決めました。
Q.大変だったことはありますか?
やはり仕事との両立は大変でした。
私の場合、目標とする卒業日を最初に決めていましたので、そこから逆算して毎学期何科目履修するかを考えました。
また、認定心理士資格の同時取得も目指していたので計画的に科目登録しました。
それでも勉強時間の確保はもちろん、試験日と勤務日との調整など難しさも多く、特に慣れない1年目は苦労しました。
そんな中、助けになったのは、面接授業で一緒になる他の学生さんとの意見交換や情報共有です。
毎回、学生同士は初対面でしたが交流が盛んで団結力を感じました。コロナ禍で対面の面接授業には制限もありながらも、
とても有意義で楽しかったです。
他の学生と交流できないときはSNSなどを活用しました。面接授業で知りあった方々とグループで情報共有をしたり、
勉強法をブログにまとめている方の記事を探したり。
「放送大学」「勉強方法」などで検索すると学生の皆さんが投稿した動画や画像がたくさん見つかるので助かりました。
Q.放送大学で学んでよかったことを教えてください。
心理と教育コースで学んだことは、患者さんとの接し方などの場面では、とても仕事に役立っていると感じます。
また、自分自身としっかり向き合えるようになり、気持ちを楽にする術を身につけられたと感じています。
学ぶことで自信がつき、学ぶことの楽しさを知れました。
さらに、私が楽しむ様子を見た母が「面白そう」と言ってくれて放送大学に入学したことは思わぬ副産物でした。
履修している科目が違うので一緒に勉強することはありませんが、科目登録の方法などを相談されることもよくあります。
何年かかるかわからないけど、ゆっくり卒業を目指すそうです。
➤➤後輩へメッセージをお願いします。
自分の意思で入学を決めたので学ぶことを楽しめました。知識が向上することで自分自身の成長にも繋がりましたし、仕事にも活かすことができました。
仕事と勉強を両立させられるかどうか不安に思う方も多いとは思いますが、それ以上に学ぶことで得られるものはとても大きいです。
ぜひ挑戦してみてください。